禁断の甘さ
セッションの合間に またタワーレコードを訪れた
お目当ての店員さんに「この間の ラフマニノフ凄くよかったです。」と声をかけると、また棚のところへ行って、一枚一枚説明してくれた。
全部聞いたことがあるのかしら? と思うくらい 次から次へと。
私はすぐに話が飛ぶとよく言われる。
私の頭の中では、一つづつの話が終わっているのだが、それを言葉にして一々説明するのを良くとばす。
彼はそんな私の話にもついてきてくれる。
今日もお勧めのものを3枚手に入れて帰ってきた。
今、聞いているのが チェロの巨匠ミッシャ・マイスキーの
「これもか と言わんばかりの甘い演奏です。」(店員さん談)
と勧められた アルバム。
写真を見ても「濃い!」松潤に似たピアニストはパートナーなのかしら? と思えるほどに何かが繋がっている。 彫刻のように甘い男性二人から汲み上げられる音の響きは、女性が介入してはいけない感じがする 禁断の甘さなのかしら?(本当のところは知らないけど・・それくらい甘く素晴らしい。)
ショウヘイ(父)に貸してあげようと持っていくと、彼は彼でグレゴリオチャントの10枚組みを手に入れてご満悦だった。