イシスの息吹

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インドのリトリート2

チネイザン3期の修了試験、修了式があったため、

旅友の2人とは2日遅れで出発。

しかも、直行便まで待つとリトリートには間に合わないので、香港経由。

あきれるほど時間をかけてニューデリーへ到着後、

二人の待つホテルにたどり着き、あまりの素敵なホテルに感動する間もなく早朝にコルベット・パークに向けて出発。

約6時間かけてチャーターした車に乗って、ビルの立ち並ぶ喧噪の街、豚の親子や猿の親子など色々な親子(子どもってどうしてどの動物でも可愛いのだろう!)が横切るちょっと田舎の町、を通り抜け「スカイラーク」という名のホテルというかドライブインでトイレ休憩プラス朝食。

インドでの初めての食事なので心配しつつ口に入れたが、どれもおいしかった。

その後、モクモクと煙が立ち上る煙突の煙にいぶされた街を通りぬけ、最終地点の近くでようやく空気に透明感が戻ってくる。

上り坂が続き、山が目の前に広がってくるとコルベット・パークだ。

象が当たり前のように道の横にいるので、作りものかと思ってしまう。

Tarangi Resort着。

ガンジス川の支流であるコシ川のほとりにあるのですぐに川の流れの力強い音が耳に入ってくる。

なぜなら、そのホテルはリトリート貸し切りなので沈黙のリトリートゆえに自然の音以外は基本聞こえないのだ。

発つ前日に、厳しいリトリートの指示が送られてきた。それは12項目にも及ぶ。

このリトリートでは人と目を合わせてはいけない。

言葉を交わしてもいけない。もちろん電子機器も禁止。

旅友とは早々に部屋を別々にされ、沈黙の中昼食を取る。

当たり前のようにベジ料理。

しかし、どこで食べるベジ料理よりもおいしく、ものすごくホッとする。

常に、常備してあるタンク入りのアツアツのチャイやジンジャー・ウォーターもうれしい。

部屋に戻ると、しっとりと寒い。「なぜ乾燥しているのに寒いのだろうか?」とルームメートのメキシコ人の女性に訴えると、広い部屋にかかわらず唯一の暖房機デロンギの側のベッドを勧めてくれるのでありがたく申し出を受ける。

シャワーに入ろうとすると、水しか出ず、二人続けてのシャワーは困難なことに気づく。

寒さは、このリトリートで唯一つらかったこと。

夜はホカロンを体に貼り、ヒートテックを着てパジャマを着ても震えちゃうくらい寒い。

しかし、施設内はリトリート関係者と従業員しかいないし、喋っちゃいけないから自然の音にあふれ、

目の前には大きな川と山並みが広がり、本当に素晴らしいところ。

日が落ちてくると、ところどころに灯りがともりさらに幻想的な世界に

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山本ユキ ハンズオンヒーリング・チネイザンHP