バベルの塔&CDのタイトル
今回の災害の後、
ずっと、バベルの塔が頭から離れません。
ドレのイラストが好きで、
旧約聖書や神曲をよく見るのですが、字で読む旧約聖書とは違った味わいを見せてくれます。
絵の世界は、本という二次元の世界をより立体的に読み解くアイディアを与えてくれます。
こうした本や音楽(クラスで流していたもの)は特定の宗教的なものと思われがちですが、
そうではなく、恐らく太古の時代から神聖なるものが言っているものは
ずっと同じものだったように思えます。
「いかに、自分のエゴを手放すか。」
バベルの塔も恐らくは、そのテーマを象徴的に表したものなのでしょう。
あらゆる宗教書は、その文字を額面取りに受け取るのではなく、
その背景に隠れている英知を読み取ることが必要と思われます。