ヒマラヤ 宝珠を納める旅 5
ポカラでは、
1日目は、空からナウシカ体験。
2日目は、早朝にサランコットに朝日を見に行きました。
朝日が登る前の一瞬だけ、山がピンクに染まります。
丘に向かう途中の村の子ども達。
なんて純粋な目をしているのでしょう。
この人たちの使う色合いの美しさ!
常識では考えられない色の配色が、
ここではとけ込み調和します。
残りの時間は、
ネパールに来る前の東京での日々があまりに忙しかったので、
高度を上げる前に、
まずは、休養。
ホテルでマッサージと、ボーットするだけの2日間。
お勧めのマッサージを聞いたら、
チベットマッサージ。
という事で、2日間受けました。
特殊なオイルを使い(香り無し。)
内臓までカヴァーする
頭のてっぺんからつま先までの穏やかなマッサージでした。
なにしろ、目の前には美しい山稜と青い空が広がっているので、
何もせず、
その空間にいるだけでシアワセなのです。
都会だと、
東京にいると、元気になるベクトルが
身体を鍛え、栄養のあるものを食べという肉体からのアプローチですが、
ここでは、存在するエネルギーから滋養を与えられ、
元気になっていくというベクトルです。
まず、この旅、殆どお腹がすきません。
チョコレートも食べたくなりません。
昼間のホテルは、大抵の宿泊客が入れ替わり、
殆ど人気がありません。
シーンとした空間で 何もしない贅沢を味わえるのは、
格別なものです。
時計の針によって動いている生活から、
陽の光によって行動する生活へのシフトです。