ヒマラヤ 宝珠を納める旅 4
今回、本当に実感するのですが、
高度が上がると、
エネルギーの周波数も精妙になります。
しかし、いくら完全防寒着を着ようとも、
極寒の中での一時間は寒い!!
肉体とエネルギー体のバランスを上手く取りながら、
鳥瞰
肉体を持ったままのこの状態は、
忘れ得ぬ新たな感覚です。
そして、この感覚が後の行者の方
とのやり取りで大きな意味を持ってきます。
ホテルで待っていたビルさんに
「美味しいネパール料理屋さんに行きましょう。」
と、連れて行って頂きます。
ポカラの街の裏の方にあります。
店内は地元の方々ばかり。
ダルバートです。
どこにいってもダルバートなのですが、
一つとして同じ味はありません。
毎回これでも飽きないほど。
大好きなお料理です。
このレストランは、
とある村からやって来たご家族が始め、
美味しいと評判になっているそうです。
この旅の間、
ビルさんが気を効かせて、
旅中のホテルで日本食を頼みましょうか?
と、言って下さっても、
「ダルバートで良いです。」
と、申し上げるほどです。
帰って来てからも、
中毒のようにこれが食べたくなります。
しかし、日本では倒れそうなほど疲れてのネパール入りでしたが、
空気なのか、エネルギーなのか、食事なのか、
あまりの調子の良さに驚きます。
日本は世界中の美味しいお料理がそろい、
豊かな食文化があるにも関わらず、
外食する際には、
その食材がどこから来たものか、
ある意味ロシアンルーレットのような覚悟が必要。
残念ながら表示が本当とは言い切れないのです。
「知識」や「ブランド」ではなく、
そのものの持つエネルギーが分かるか分からないかは、
今後生き残っていくのに最低限必要な能力になっていくでしょう。
それには、ただひとつ。
「この瞬間に存在する。」
それだけです。