ヒマラヤ 宝珠を納める旅 41
眠りについた時間も定かではありませんが、
恐らく9時過ぎでしょう。
お陰で、まだ暗いうちから目が醒めます。
窓を開けて外に出てみると、
鳥のさえずりや、
よくわからない、
動物達の声が聞こえます。
そして、だんだんと、
その声が重なりはじめると、
夜が明け始めます。
昨日は、
このホテルの全容が全く分かりませんでしたが、
![Th_img_1662 Th_img_1662](http://nefer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/06/08/th_img_1662.jpg)
窓から見える景色は、
まるで額縁の中の絵のように美しく、
バルコニーに出てみると、
![Th_img_2944 Th_img_2944](http://nefer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/06/08/th_img_2944.jpg)
大好きなアンナプルナが目の前。
![Th_img_1627 Th_img_1627](http://nefer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/06/08/th_img_1627.jpg)
お庭には色とりどりの花が咲いています。
なんて美しい!
本当に天国です。
おいしい朝食を頂き、
「今日は、どこに行きますか?」
と、聞かれますが、
「今日はここでゆっくり過ごします。」
と、申し上げ、
お庭にノートと本とエッセンスを持ち込みます。
これ以上の過ごし方があるでしょうか!
イスに座っていると、
熱々でスパイスたっぷりの
ほんのり甘いネパールティがすぐに出てきます。
欲しいと思うタイミングには、
必ず、ネパールティが出てきます。
さて、お庭のテーブルでは、
ビルさんのサンスクリット語の講義が始まります。
サンスクリット語の読み方や、
私が、行者から教わった言葉の意味を解説してもらったり、
ネパールの風習についても教えてもらいます。
この国の、摩訶不思議でありながらも、
どこか懐かしい思いにかられる様な、
畏敬の念が沸き上がってくる様なお話しに
時間があっという間に過ぎて行きます。