ヒマラヤ 宝珠を納める旅 14
何と言う場所でしょう。
目を閉じようと、目を開けようと、
そこにあるものは神聖な波動です。
その状態が静かに続いていくのです。
波動を特別な状態にせずに、そのままで向こう側に移行出来るので、
二つの世界が、常時見えています。
太陽の位置からみて、
すでにずいぶん時間が経っています。
お待たせしているビルさんに終了した事を告げ、
丘を下り、お店のある方に向かいます。
どうやらバッティという宿泊施設のようです。
Wi-Fiもあります。
ダルバートを待っていると、
階段を上がってくるトレッキングカップル。
昨日、ポカラの空港で飛行機に乗れなかったカップルです。
あの飛行機に乗れなかったのに、その後の便で、
歩いてここまで到達するとは!
お部屋の中をちょっと覗かせてもらいましたが、
簡素ですが、清潔な感じです。(寒そうなのはどこも一緒。)
この辺りから、ビルさんにあちらの行者の言葉で分からないものがあると、
どういう意味か尋ねるようになります。
当初、見えない世界の話は怪しまれると思い、
していなかったのですが、
だんだんと信じてくれるようになってきたので・・・
しかも、私は音で聞いたものを、
様々な言語で検証し、
それぞれの意味を提示し、
さらに、そのバッティにたまたまあった本の中に、
その記述に似た文章を探し出し、
ヒンズー教とチベット教のそれぞれの角度から探りを入れて下さる。
ふとした一つの言葉がそんなに深いものに結びつくなんて!
感動です。