ヒマラヤまんまる人間開示の巻 7
YEメソッド概要 [E:heart04]
今回も宿泊客は他になく、
いつもの角のお部屋に入ります。
大好きなダウラギリや洞窟がベッドに横になって見られます。
大好きな朝の空間。
星がだんだんと姿を消して、
明るくなり始めると、
遠くにうっすらと洞窟の滝が見え始めます。
そしてたくさんの山の中から、
朝日がダウラギリの存在を教えてくれます。
それが神の住む山だという事は、
この朝の数分だけ明かされます。
漆黒の闇から村も浮かび上がり、
人間の生活が始まります。
今日も至福の中で一日が始まります。
朝食の時にArjunさんが、
「今日は、きれいな湖に連れて行きたいんだけど?」
とお誘いくださるので、
蒸留の合間に連れて行っていただく事にします。
朝食後マノチさんのお家に向かいます。
「これはとても役に立つ薬草だよ」
と、ママさんが用意してくれたのはこの村で古くから伝わる薬草2種。
右上のかごを頭から下げて取ってきてくださいました。
スゴい行動力です。
こちらの方々の1チャクラの完成度はもの凄いです。
マノチさんのお家の蒸留ではママさんが大活躍です。
家の裏を覗くと、しっかりとお仕事してくれる女性がいます。
彼女は言葉を話す事が不自由なのですが、
植物を友達のようなエネルギーで扱い、
凍りそうに冷たい水でビショビショになりながら、
何時間も土を落とす作業をしてくれます。
「一緒にやらせて」
と言うと、
「こうやってやるのよ」
と、やり方を教えてくれます。
彼女は、「自己主張」のエネルギーが全くなく、
植物やこの地のエネルギーを「自分」という存在で、
変化させる事のない透明感があります。
アレックス・グレイの描くエネルギー体です。
水の音だけが響く空間で、
彼女との時間は本当に心地よいものでした。
それは、知らず知らず強いられてきた
『気配を消す』
という生き方なのかもしれません。
こうした村でもカースト制は存在します。