ムーミンの魔力
先日、絵を習いに行った先輩のお家でお借りしたムーミンのDVDを甥と見ました。その後、何度も膝に乗っては「ムーミン見せて!ムーミンを見ようよ!」とせがまれます。
その表情を見ていると、本当に「魅入られる」ようなのです。
そういえば数十年前の私が小さい頃からムーミンはやっていましたが、子ども心に「何だか怖いんだけれども、目をそらすことが出来ない世界」だったなぁ。今考えると、スナフキンの言葉は賢者の言葉のように重みがあったし、ノンノンの足環は「特別な人にだけ授かることの出来る宝物」のように感じていました。 数十年前の場面が今でも克明に思い出せるのは本当にすごいなぁ~ と思います。
ムーミン好きになった甥と二人で、ネットサーフィンをしていたら、ムーミン公式サイトを見つけて、そこに新たな楽しみが広がりました。
ムーミンはカバではなく、本名は「ムーミントロール」で「トロール」というのは北欧の神話などに出てくる醜い生き物なのだそうなのです。
そういえば、ハリーポッターやトールキンの本にも出てきましたよね?
神話から生まれたキャラクター(?)は、どんなずるかったり怖かったりする面を持っていようとなぜだか魅かれてしまうのはなぜなんでしょうね? ムーミンも妖精トロールの原型とは随分変化してかわいいけれども、ムーミン谷の雰囲気はなぜだか心の深い部分に染み入るような、何か深い部分の記憶に触れそうになるようなそんな気がします。
もう一つHPで知ったのは、スナフキンはミィとお父さんの違う兄弟で、ミィのほうが年上だと言うからこれもまたビックリしました。
8月9日はムーミンの作者トーベ・ヤンソンの誕生日でムーミンの日だそうです。 機会があったら、ムーミンをもう一度ご覧になると新しい発見があるかもしれません。