光の柱 7
この少し先にあるのが、
江島。
案内板。
光って見えませんが、
岩屋漁港にある「絵島」は、別名「おのころ島」と呼ばれています。
おのころ島には諸説あり、
淡路島内だけでも「おのころ島」伝説がつたわる場所はいくつかありますが、
絵島もそういったおのころ島伝承地の一つです。
地質学的に珍しい約 2 千万年前の砂岩層が露出した小島で、岩肌の侵食模様が特徴的です。
また、昔から月見の名称として名高く
「平家物語」の「月見の巻」にも登場します。
淡路島、絵島の美しさについて松王丸とよく語り合ったことを 思い出し、
港の見える絵島の上に清盛が心を込めて人柱となった松王丸 (平清盛の小姓)
を祀ったといわれています。
この島は、砂岩でできており、元は陸続きでしたが、
波の作用によって島になりました。
この自然が生み出した江島は、周囲の山水との調和も見事で、
とくに夜景は「海に浮かぶ光の舞台。」として、
神秘的な姿で人々を魅了します。
島の美しさは、万葉の昔から歌い詠まれ、
多くの人に愛されています。
「千鳥なく 絵島の浦に すむ月を 波にうつして 見るこよいかな」
というような事が書いてあります。
波に削られた模様が本当に美しく、
青い海と岩の模様と、空とのコントラストが素晴らしいです。
本当に小さな島ですが、
頭頂までは、昇ってはいけません!