2017/8沖縄ご神事
山本ユキHP エネルギーの学校(私のHP)
(マニアックな記事はこちらに更新中 YEメソッドせずして見るべからず)
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暑さと頭痛に苦しむ毎年の沖縄ご神事ですが、
今回は次世代をお連れすることもあり、
「アストラル」や「暑さ」に対しての抵抗をヤメます!
と機上で誓っての沖縄入りです。
若者たちは宿を決めずに沖縄入りするとのことなので、
上からのご指示で一件借りることに。
ワタクシ、全てとにかくご指示に従います。
しかし、通常のワタクシの就寝時間は明日になる前。
初日から帰る日までアストラル優勢な時間をはるかに超えて朝日を迎える時間まで、
起きていたものですから時差ボケです。
海外に出ても時差ボケにならないのですが、若者時間には時差ボケになります。
翌日は、師匠のところにご挨拶。
いつものように美味しい沖縄料理をご馳走になり、
師匠のお話を伺っていると、
下からこみ上げてくる力が・・・
通常はアストラル界のエネルギーは個人的に無視するのですが、
(師匠のところのエネルギーは無視すると頭痛になるほどの圧倒的な力です)
今回は抵抗しないと決めてきているので、
とりあえず話を聞きます。
黙って身動きせず、現実界ではここまで何一つ動きはないはずなのですが、
いち早く大善さん(先生のご長男)が気づかれ、
「何か起きてますね」
とお声をかけてくださるので、
「ちょっと失礼します」
と席を立って、祭壇の前に行って話を聞くと、
「天の御嶽に上がれ」
との事。
天の御嶽は、通常は一人であげてもらえないし、
入り口からだんだんとエネルギーが強くなっていくので、
一人で奥まで行かれる人も少ないとの事ですが、
(全く感知しない人は別との事)
師匠から「行ってらっしゃい」と許可をいただいたので、
一人で上がらせていただきました。
香炉の前で座っていると、
金緑青白など様々な光で輝く大きな龍を従えた人物が現れます。
エネルギーの使い方と言葉をいただき下に降りると、
師匠から
「もう一人で上がれるようになりましたね」
とお言葉をいただきました。
帰りには次世代君たちを御嶽にご案内させていただきました。
一箇所づつエネルギーを味わってもらいながら進みます。
上に選ばれたメンバーです。
その感知力は素晴らしい。
私は、とにかく今まで
「沖縄ではエネルギーを開かず師匠の傘の下に入っていること」
と決めていたのですが
今回少々傘から外に出ることになりました。
新たなエネルギーとの交流は広大な流れを生み、
一日中でも遊んでいられるくらい。
師匠に「次世代君たちは今回どこに行けば良いでしょう?」
と伺うと「今帰仁城跡はどう?」
と言っていただきました。
そこにある御嶽に行ってらっしゃいとの事。
いつもは昼過ぎまで起きてこない次世代君達ですが、
その日は8時半には起きてテキパキと今帰仁に向かいます。
次世代メンバーは、
まず、本山先生の講演会のお手伝いでご一緒した
竹倉さん(人類学者・)とみほちゃん(竹倉さんの大学院の後輩)。
このお二人とは、4回お目にかかったことがある程度。
そして、竹倉さんの生徒さんである池上さん(カメラを専攻した芸術家でありながら医師を目指す)
は初めてお目にかかる22歳。
刀禅の先輩高無さん(武術家)がそこに加わりました。
「竹倉さんと高無さんは絶対に合うと思う」
というワタクシの予想どおり、
素晴らしい相性でした。
全てのメンバーが非常に知的なところからエゲツないところまでカヴァーできる素地を持ち、
かつ、ハーモニーを肌で感じ取れるのです。
上の指示に間違いはありません。
とにかく何を振っても面白いように話が進みました。
ご本人たちもお互いに「会いたかった人に巡り会えた」との事。
よかったです。
今帰仁につくと、
上から「ガイドを頼むように」
との指示。
どのガイドかしら?
と思っているとニコニコと近づいてくる方がいらっしゃるので、
お願いしてみます。
城跡を案内してくださいますが、
当初は、本当に観光案内。
上からは要所要所で、次世代君たちに指示出しがあります。
途中、高無さんがいつの間にか、
「ムヌシリの師匠のご指示でクバ御嶽に来た」旨を伝えてくださり、
それを聞いた途端にガイドさんのエネルギーが観光案内モードからガラッと変わり、
「そういう方の指示ならばご案内します」
と、 この後山中の御嶽にご案内くださるとの事。
高無さんの謙虚でありながらも人の懐にスッと入る才能には大変助けられました。
山中の御嶽に、
一歩足を踏み入れた途端、
人間の世界ではないエネルギーに満ちているのがわかります。
山道を登り、御嶽の前でサンダルが壊れここで止まるように言われますが、
サンダルを壊さなくても分かったかも。。。
とちょっと思いますが、
「ありがとうございます」
とお礼申し上げます。
次世代君たちへの言葉があり、目が開かれ、
深い時を過ごしました。
ご案内くださったガイドさんからマンゴ作りの名人もご紹介いただき、
名人にはお土産にたくさんのマンゴをいただきました。
その後、指示に従い再誕の入江にて
それぞれが本性に近い部分を垣間見て、
それぞれが授かる準備ができているものを授かり、
アストラルの存在に
「そろそろ退去」
と声をかけられるまで子宮である海の中に浸りました。
翌日は、ご神事。
高久さんご一家も合流し、
大勢で山の上の御嶽まで上がらせていただき、
長い間紡がれ、
また師匠によってその色合いが増したご神事を拝見することができました。
これはチーム刀禅。
大勢だったので、
ワタクシが進行役を務めさせていただき、
皆が先生に質問したいと頭の中で問うているであろう質問を伺いました。
ユタとノロって?
先生の役職は?
先生の下の御嶽の説明、上の御嶽の説明
先生がどのようにご神事に携わるようになったか
などなど。
そして、一番大切なことを伺うことができました。
「見えるからといって、それに流されず封印すること」
「内面を整えうちに始めないこと」 との事です。
いくら見えても聞こえても内面に応じたものしか見えないのです。
そして、上からどうしてもそのお役目を仰せつかった時のみ
開く事。
これは、私がエネルギーを感知させていくプロセスと合致します。
・この世に生きる同意
・自分の内面の徹見
・俯瞰
・偽善ではなく自然に他のために生きる
シャーマニックな世界にいらっしゃる師匠なので
そのアストラル的エネルギーに合致させることを
別世界のものとして、私の感知の仕方とは別物として認識していなかったのですが、
今回、このお話伺えて本当に良かったです。
そして今回は特別な感動がありました。
神前演武として掛け拳練功を・・・
その拝所は唐手を同地に持ってきた武の先人を神として祀っているところだそうです」
(高無さんの説明)
武富は元は竹富だったそうですが、先のような理由により武富になったそうです。
お二人が手を合わされると風が変わり、
御嶽が更に揺るぎなくピンと張った心地よいエネルギーに変化しました。
見ていると時空を超えた何かに包まれているようで胸が熱くなりました。
もう一人の師匠である小用先生をお招きする道が美しく整えられたような気がいたします。
そしてその後、あまりの暑さに一旦引き上げ最後の晩餐。
ついつい話が楽しすぎて綱引きには間に合わなかったのですが、
いつもは深夜すぎて参加せずに帰ってしまっていた
沖縄相撲を見ることができました。
沖縄相撲の解説を高無さんにしていただいたせいもあり、
これが意外にも楽しかったのです。
私は目が悪いので、
対戦を待つ方々のエネルギーを見ていると、これもとっても面白いのです。
強そうにしていても、
さらに強い相手に当たりそうになると、
内面の弱さが出てきて、足が浮いてきてしまったり・・・
やはり「強さ」という鎧の下には優しく柔らかいものがあるのですね。
暗いのでエネルギーが尚更よく見えます。
一週間弱の旅でしたが、楽しい時間はあっという間に時は過ぎ、
次世代君たちは自分の子どものように可愛く、
手塩にかけて育ててきたクラスのメンバーは、
私が手をかけなくても自分たちで自立して行動できるようになり、
今回の旅は、私の中でも大きな節目になったような気がいたします。
私は、沖縄の師匠に手を引いてもらってここまできました。
そして期せずして、今回次世代君たちをお招きし、
本物のエネルギーを肌で味わっていただきました。
「本物を継承していくこと」
師匠に手を引いてもらったように、
私も次の担い手を引っ張っていかれるよう精進してまいります。