ミカエル 4 ツガの蒸留作業
もしやこれはツガの好転反応ではないかしら?
と、薄々感じ始めたのは、
家に帰り、高熱で意識がウツラウツラしている時。
4時半に目が覚めて、ソファで横になっていると、
自分の境界線が感じられない事に気づく。
ふと、
目には目を!
と、持ち帰ったミカエルのツガのオイルを使ってみようと思いたち、
カチリと蓋をあけると何とも懐かしい、あの時の香りが立ち上ってきます。
数滴手のひらに取ってから胸の上部に塗布してマッサージ。
奥の方にゆっくりとツガのエネルギーが広がって行きます。
暖まらなかった身体にじんわりと暖かさが蘇ってくる。
それと同時に、この世に生まれた時はじめて行った呼吸の事を思い出したのです。
それは、わたしにとって非常に難しく、苦しいものでした。
この肉体においての一番最初のトラウマは、一つ目の肺呼吸だったのではないか。
私は小学校5年生まで物質世界に馴染めない子どもでしたし、
自分の部屋から宙を見上げては、
この世ではない所に帰りたいといつも思っていました。
この世のものには何も執着がありませんでした。
ツガのオイルは、
「あの世に行く時の準備の為に使う。」
との記述がありましたが、
もしかして、
あの世とこの世、もしくは次元の橋渡しをしてくれるような効用もあるのではないか?
と、ふと思いました。
3次元ではなく違う次元に居るような感じです。
とにかく、平和で焦る気持ちが一つも起こりません。
満ち足りているので、何を欲しいとも思いません。
ツガとのかかわりは、
確実に私の中のねじをカチッと違うステージにまわしてくれたように思います。