ヒマラヤ 宝珠を納める旅 8
ひとつひとつの 集落には、
積み上げて来た文化があり、
ゆっくりみられない事がとても残念。
しかし、車窓からみるだけでも感慨深いものがあります。
着いた途端に、
車から降りると、少々くらっときますが、
何やら人だかり。
見てみると、
インド人の女性が介抱されています。
ヘリコプターも到着。
高山病ですね。
せっかく、遠くからムクティナート目指していらっしゃったのに、
残念ですね。
![Th_img_1348 Th_img_1348](http://nefer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/04/08/th_img_1348.jpg)
ここから、聖所まで少し上り道です。
途中、お土産屋さんやロッジが並びます。
![Th_img_1349 Th_img_1349](http://nefer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/04/08/th_img_1349.jpg)
寺院の門をくぐると、
巨大なマニ車があり、
左右にサフラン色の布を巻いた、
サドゥが並んでいます。
![Th_img_1353 Th_img_1353](http://nefer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/04/08/th_img_1353.jpg)
サドゥとは、
ヒンズー教の修行者。
あちこちで見かけます。
![Th_img_1354 Th_img_1354](http://nefer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/04/08/th_img_1354.jpg)
マニ車の横でサドゥがたむろっていても、
何だかしっくりするような不思議な感じです。
良い場所は皆のもの!
素晴らしいです。
ここは、あらゆるもののための聖なる場所なのですね。
ヒンズー教徒にとって、
ムクティナートは、
霊魂を救ってくれる聖地であり、
チベット仏教では、パドマサンババが訪れた場所として、
巡礼地になっています。
本当に清涼感漂う場なのです。
高度が高いと言う事もありますが、
頭の芯がスッキリとして、
全ての色が鮮やかになります。
一日目のこの日は、
インド方面からいらした方をとても多くお見受けしました。
その中には、
相当お年を召していらっしゃるおじいさんもおばあさんもいらっしゃるのですが、
それぞれ、途中から馬に乗ったり、
バイクに跨がったりしながら、
ここに辿り着き、
門をくぐると、ゆっくりゆっくりと、
この場を確かめるように階段を上がっていらっしゃるのです。