篠原さん!
いつもは大家族なのだが、両親と妹一家と次女は一月も避暑に出かけてしまって閑散とした家に長女と主人だけの生活が続いています。
シーンとした家の中で、ついつい大量の食事を作り「多いよねー。」と言いながら、普段はあまり話さない長女と語り合いながら過ごす夏もそれはそれで味があるものです。
そんな中、私たちの楽しみはオリンピック。
中でも、柔道の篠原さんの解説は私たちの心を一番くすぐります。
柔道に興味があるわけでも、応援している選手がいるわけでもないのですが、柔道の試合が始まると、私達は画面に目を向けるよりも、耳をすませるのです。 そして篠原さんの解説を一字一句聞き逃さないように息を潜める・・・・
飾り気の無い解説なのですが、たまに繰り出される言葉が絶妙に面白く、その一瞬を聞き逃さないようにものすごく集中するのです。
特に、篠原さんが恐らく気に入っていないんだろうなぁ~ と思う選手の解説は更に集中しなければならない試合で、柔道も篠原さんの解説も最終日となる石井選手の試合で、私達は腹を抱えて転げ周り、最高に楽しみました。
「石井選手はしゃべらないほうがいいですね。」
「僕は、圧勝でしたけどね。」
文章にすると面白くないんだけど、とにかく、機会があれば篠原さんの解説だけを聞きながら試合を見てみたい! テレビ局で特集を組んでくれないかなぁ 篠原サンの・・