インドア派が初めて富士山に登るには その2
・ 軽装で登っていはいけません。
ものすごい、軽装で登ってくる外国の方をお見かけしますが やはり日本一高い山なのですから、ハードです。(「子どもでも大丈夫です。」 というパンフレットもありますが、恐らく「子どもだからこそ大丈夫」に変更したら良いんじゃないと言うほど、元気なちびっ子は底力があります。親子連れを見ていると一番最初にバテテいるのはお母さんです。) 万全の準備をしてから登りましょう。
・ 携帯酸素は必需品です。
空気が薄くなっていく感じは、ものすごく早くから感じます。 無理をせずにゆっくりと自分のペースで登りましょう、 我慢が出来なくなる前に酸素吸入を始めましょう。
・ 天気の良い日に登りましょう。
雨が降り出すと、身体が濡れてそれだけでも体力を消耗します。 ツアーだとなかなか天気が選べませんが、週間予報などを見て天気をチェックして出かけましょう。
・ お水をこまめに飲みましょう。
お手洗いの心配もありますが、意外に汗をかき、血液の濃度が濃くなると危険です。こまめに水分補給をしましょう。
・ ストックがあるととても便利です。
今回、とても役に立った品は、ストックと中国で買った自転車に乗るときの雨具でした。今回は、シングルのストックだったのですが、ダブルのほうがより良いかも知れません。 焼印を押してもらいながらの金剛杖(?)は意外に重そうでした。 無いよりはいいけれども。。雨の時には、焼印も押してもらえません。
・ 体力がある人でも注意が必要。
普段からマラソンをしている人でも、5合目を過ぎてすぐに高山病の症状がでたり、元気な若い男性や米軍の人でも、途中、具合が悪くなりブルドーザーが出動することもあるようです。 その時の自分の体力と相談しながら登りましょう。